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  • 学習塾 Baker Street

Baker Streetを「バーカーストリート」と読んでしまった配達員さんへ。

この前、配達の不在表に「Baker Street(バーカーストリート)様」って書かれていていろんな意味でショックを受けた個別指導部の塩崎です。


「ベイカーストリート」や「シャーロック・ホームズ」って全世界共通で誰もが耳にしたことのあるフレーズだと思っていたんですが、いやはや。



というか塾名で「バーカー」はあまりにもすぎでしょう(笑)


百万歩譲ってシャーロックホームズをご存じないというのが別におかしなことじゃないとしましょう。でもbakerときて「バーカー」と読むってのは一大人としてちょっと恥ずべき誤りのように思います。そんな恥ずかしい思いをしないように、皆さんもある程度の語彙力を身につけていきましょうね。


というと皆さん、単語の勉強を頑張れよって話かと思われるかもしれないんですけど、語彙力というのはただ単語を知っているかどうかという話ではありません。例えば今回のように、語句の読み方を正しく把握できるかというのも一つの語彙力でしょう。


だって、漢字でも熟語の読みってあるでしょう?常用漢字と呼ばれるものは大体2000字ぐらいあるんですけど、それらをただ1字ずつ書けるというだけでは語彙力が高いとはいえませんよね。熟語に応じた読みや意味に応じた使い分けができないと、それは語彙力があるんじゃなくてただ漢字をよく知っているだけということになります。


英語に関しても、まず単語の読み方がわからないと覚えようがないですよね。ただ並んでいるだけのアルファベットを暗記しようとするのはあまりに無茶です。


人はありとあらゆるものに名前を付けることでそれらを整理し、知識として蓄えることができるようになったのですから(植物に「さくら」とか「たんぽぽ」という名前を与えないと、植物はみんな一様に植物としてしか解釈されませんよね、そういう話です)、並んだアルファベット群にもきちんと名前を付けてあげる必要があるわけで、その名前が読み方ということになるわけです。


文字列を見ただけである程度の正しい発音が判断できる方法として「フォニックス」が有名です。幼稚園に英会話教室の先生が英語を教えに来る、みたいなの結構あると思うんですけど、あれも大概はフォニックスを利用して指導しています。


今回はその基本中の基本である長母音と短母音について軽く説明します!Baker Streetを「バーカーストリート」と読んでしまった配達員さんには、ぜひこの記事でフォニックスの基本の基本を学んでいただきたいと思います(笑)


【長母音と短母音】

「母音」、というと「あいうえお」の5つをすぐに思い浮かべていただけると思うのですが、英語にもこの5つしかないと思われる方が一定数います。これは大きな間違いで、実際にはyを筆頭に色々とあるのですが、とりあえずこのa, i, u, e, oにはそれぞれ「長母音」と「短母音」があるということ、つまり英語の母音は10種あるということを覚えてください(実際にはもっとあります)。


そのうえで、長母音と短母音の発音はおおよそ以下の通りになると覚えてください。


・短母音:日本語のアイウエオと同じ読み方。

・長母音:アルファベットの名前の通りの読み方。


アルファベットの名前通りということはつまり、以下の通りの発音ということです。


・a:エイ

・i:アイ

・u:ユー

・e:イー

・o:オー


まずここまでをしっかりおさえてくださいね!


【長母音か短母音かの見分け方】

「母音の後に続くアルファベットが子音+eになっていれば長母音、それ以外は短母音」と覚えてください。例外はたくさんありますが、あくまでフォニックスは幼児向けの発音指導法で、大体の読み方が判断できるというものですので、その点を理解した上でご活用ください。


・aの場合

短母音:bat, bad, fat, fan, ban, racket, basketball(バット、バッド、ファット、ファン、バン、バスケットボール)などなど

長母音:date, fate, classmate, late, baseball(デイト、フェイト、クラスメイト、レイト、ベイスボール)などなど


長母音が全てaの名前である「エイ」という発音になっていますよね(日本語表記だとデート、ベースボールなどの伸ばし棒を使うことが多いですが、発音としてはご理解いただけると思います)。しかも子音字+eの文字順となっています。


・iの場合

短母音:bit, hit, sit, billion, million, triple(ビット、ヒット、シット、ビリオン、ミリオン、トリプル)などなど。

長母音:bite, hike, site, bite, five(バイト、ハイク、サイト、バイト、ファイブ)などなど


同じ法則で、長母音だと「アイ」の発音ですね。

ここからは簡潔にいきましょう。


・u, e, oの場合

短母音:cut, get, god, pot, but, bet, deliver, rocket, などなど

長母音:rude, even, vote, devote, lose, mode, roseなどなど


カット、ゲット、ゴッド、バット、ゲット、デリバー、ロケットとなる短母音に対して、ルード、イーブン、ボート、デボート、ルーズ、モード、ローズという長母音。対比すると大変わかりやすいですね。


これがわかるだけで単語をある程度正しく読む、という点で景色が大きく変わります。



というわけで、"Baker Street"とくれば母音+子音+eですから長母音、つまりはaの名前である「エイ」の発音となりますので、カタカナ表記するなら「ベイカー」もしくは「ベーカー」が正解ということになります。


【例外はたくさん!】

・イギリス英語かアメリカ英語か

direct, director, directionが良い例ですね。これはアメリカ英語だとディレクト、ディレクター、ディレクションですが、イギリス英語だとダイレクト、ダイレクター、ダイレクションとなります。One Directionというバンドがありましたけど、彼らはイギリスのバンドだったので日本でもワンダイレクションと呼ばれていました。アメリカには面白いCMをとることで有名なディレクトTVって企業があります。


日本だとダイレクト、ディレクター、ディレクションが自然な言い方なのが謎で面白いですよね。どっちも混ざってるみたいな。


・give, liveなど

母音の後が子音+eなのに短母音になる典型例です。これはgiveを「ガイブ」と読むと過去形であるgave「ゲイブ」と紛らわしいので、そういうのもあるのかもしれません(真相はしりません笑)。liveは動詞としては「リブ」と短母音で読みますが、生放送などの意味で使う際は「ライブ」と読みますね。


このように、このルールにはたくさんの例外が存在しますので、あくまでおおよそにあてはまるルール程度に覚えておいてください!


また、実際のところは長母音にせよ短母音にせよ正式な発音記号とことなりますから、例えばuの短母音でもアの発音に近かいかウの発音に近いかというのは単語によって異なります。


以上、単語のおおよその読み方が簡単にわかる法則をご紹介しました!最近Youtubeに投稿した動画でも英単語の勉強法やお勧めの英単語帳を紹介していますので、ぜひぜひご視聴くださいませ♪




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